2013年1月24日木曜日

明日香飛鳥 その2 + 橿原神宮

(前の続きです)
西国三十三箇所関係を巡った後は橘寺と飛鳥寺へ。
先に橘寺へ、こちらは新西国三十三箇所霊場の第10番札所。
聖徳太子生誕の地とされ、太子が建立した七大寺のひとつと言われています。


(東門より本堂)


卒業した高校が聖徳太子由来の校名だったので
必要以上に親近感を感じてしまっている聖徳太子。
この地でお生まれになったのかと思うと感慨深いです。


朱印は新西国三十三箇所と聖徳太子霊場の2種類を頂きました。


続いては飛鳥寺、 順番が前後しましたが新西国三十三箇所霊場の第9番札所。


飛鳥寺と言えば、飛鳥大仏(銅製の釈迦如来像)がご本尊。
これは法隆寺釈迦堂御本尊釈迦三尊像とおなじ鞍作鳥(止利仏師)の作。
度重なる火災で痛みは激しかったですが
「法隆寺のとよく似たお顔をされてるな」と思いました。


 (堂内撮影許可です)

飛鳥寺の西には蘇我入鹿の首塚がひっそりとあり、南には大化の改新の舞台となった
伝飛鳥板葺宮跡があります。
石舞台古墳は蘇我入鹿の祖父、蘇我馬子の墓とされていますが
二代の間でこれ程まで扱いが変わるのかと思ったり。



 
(飛鳥寺でも聖徳太子霊場の朱印が別にあるそうです。)

昼食にしようと橿原神宮前駅付近で食事出来る所を探したのですが
あまりに無くてびびりました。
駅前でなんとかみつけ、満腹になり子供も機嫌がよくなったので
その日最後になりましたが橿原神宮へお参り。
大和三山・畝傍山の東麓南側に位置し北側が神武天皇陵となっています。
近くには奈良県において遺跡発掘の際に必ずつく枕詞と言っても
もはや過言ではない、橿原考古学研究所も同じ畝傍山東麓にありました。

地元では神武以来の天才と言われた(嘘)私ですが
恥ずかしながら、橿原神宮へは今回がはじめてのお参りでした。


大神神社といいこの付近の官社は鳥居が大きいですね。
 

一の鳥居、二の鳥居と大きな鳥居を二つくぐると南神門
南神門をくぐる前に手水場があります。


紀元二千六百七十三年と南神門に記されていました。
2月11日の紀元節に行われる紀元祭を勅使参向のもとに行われだけあります。


南神門をくぐると外拝殿です。


写真右奥が畝傍山です。
ここから先は畏れ多くて写真は控えましたが
広大な神域で素晴らしい雰囲気でした。