2013年1月14日月曜日

Les Miserables / レ・ミセラブル

お正月に観たもう一本はこれ


 

Les Miserables / レ・ミセラブル
(ネタばれあるかも知れませんので嫌な方は避けてください)


僕は"Chicago"もツボったので、ミュージカル映画が好きな傾向があるようですが
素晴らしかったです、劇場で Bravo!!!! したくなった程です。
ストーリーは原作ではなくミュージカルに沿ったもので
最早説明の必要はないでしょう、特に印象に残ったシーンは2つ
ひとつ目はプロローグ、ヒュー・ジャックマン(ジャン・バルジャン)の「独白」
(これは映画全編通じてすが)
楽譜に従って歌わずテンポやブレスに囚われずに歌う
まさに歌いながら演じてるのに驚きました。
この映画の方向付けを示したシーン。

そして、ふたつ目はこの映画のハイライトシーンの1つ
アン・ハサウェイ(ファンティーヌ)の "I dreamed a dream" のシーン
娘のためにも這い上がりたいけど叶わない
まさに抜け出せない絶望の底
スーザン・ボイルのオーディションの時の同曲もビビる上手さでしたが
アン・ハサウィのそれは全く違って 歌声は切なく 
伝わるメッセージもまた悲しいもので心を揺さぶられました。

そして、常にこの映画に影を落とすジャベールのラッセル・クロウがよかったです。
執念で24601番追い続け、彼と出会ったときのバルジャンはその都度絶望するんですが
観てる方も入り込んで同様に絶望してしまうわけです。
なかでも、瀕死のマリウスを担いでる時に出くわした絶望感は
松本清張 "点と線"  において青函連絡船の乗客名簿から
安田の名前が出てきた時ほどの絶望感と僕の中では同レベルでした。

複数回劇場に行きたいと思わされました。
お勧め度 ★★★★★